広島電鉄でも規定値外の車両が…JR貨物のデータ不正問題を受け緊急点検 広島
JR貨物のデータ不正問題を受けて国交省が全国の事業者に指示をした緊急点検で広島電鉄でも規定値外の車両があったことを明らかにしました。 広島電鉄によると点検の結果、社内で定めた規定値を厳格に適用し始めた2018年以前の車輪と車軸の圧入作業で規定値を外れていたものが240本のうち37本あったということです。 該当する車両は単車7両と連接車で4編成となり、超過していたものは超音波探傷試験で安全性を確認したとして使用を継続していますが、 規定値を満たしていなかったものについては使用を急きょ停止し、今後、車輪のはめ替えを実施するとしています。 これまで3カ月や4年ごとの点検でも異常などは見つかっておらず使用停止にともなう各路線の運行への影響は出てないということです。 広島電鉄は同じような事案がないか緊急点検を実施し、安全の重要性及びコンプライアンスの遵守について再教育、再徹底していくとしています。