先駆者の例から分析! ピース・綾部のNY武者修行は無謀な挑戦なのか?
失敗しても挑戦すること自体に価値はある!?
綾部の最終目標は、ハリウッドで有名になってレッドカーペッドを歩くということだが、夢は叶わずとも、この無謀とも思える挑戦は後に役立つという見方もある。 「かつて俳優の吉田栄作が、人気絶頂のときに役者修業と称して渡米しています。結果的にはとくに名が売れることもなく3年ほどで帰国していますが、語学力が身に付き、そして役者としての考え方も変わりました。渡米前の彼は売れっ子のトレンディ俳優と持てはやされたこともあり、何かと“上から目線”で天狗になっていた。しかし、向こうで苦労したのか、渡米後は態度を改め、役者としてのキャリアも着実に積み上げてきている。綾部もハリウッドで有名にならずとも、人間的に大きくなって帰ってくれば、それはそれで今後の芸人生活でプラスになるのではないでしょうか」(芸能プロダクションマネジャー) 相方の又吉直樹が芥川賞を受賞したことで、格差コンビとも言われている「ピース」。 大ヒットした又吉の小説『火花』に負けないくらいの“花火”を綾部はアメリカで打ち上げることができるのか? 今後に要注目である。 (文責/JAPAN芸能カルチャー研究所)