NHKの受信料「支払い率」が高い県TOP3!3位は島根県!2位は新潟県!1位は?
NHKでは、受信料の公平負担の状況を示す指針として、都道府県別に支払い率を算出して公表しています。2022年度末の支払い率は、全国で78.3%、前年度末と比較して、0.6ポイント減少しました。 今回は、NHKが公表した受信料支払い率が高い県トップ10をご紹介します。都道府県別に大きな差が生じる原因や、受信料の支払いを無視することのリスクについても調べてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
NHK放送の受信料支払い率が高い県トップ10!
NHKが公表している「都道府県別推計世帯支払率<2022年度末>」によると、2022年度末の全国の「受信契約対象世帯数」は4651万世帯で、「世帯支払数」は3644万件でした。これを基に、全国の支払い率を計算すると78.3%であり、前年度の78.9%から0.6ポイント減少しました。 都道府県別に計算すると、受信料の支払い率が高い県トップ10は、以下の通りです。 第1位 秋田県:97.6% 第2位 新潟県:94.5% 第3位 島根県:94.3% 第4位 岩手県:94.0% 第5位 鳥取県:92.9% 第6位 山形県:92.8% 第7位 青森県:91.8% 第8位 富山県:90.8% 第9位 山口県:90.0% 第10位 岐阜県:88.6% なお、全国値の78.3%を下回る都道府県は、北海道・東京都・神奈川県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県・沖縄県の8都道府県でした。
都道府県別に支払い率が大きく異なる原因とは?
NHKは、都道府県別に大きな差が生じる原因について、以下の点を挙げています。 ・世帯の移動が多い ・単身世帯や共同住宅の割合が大きくて面接が困難であった ・NHKの契約・収納活動にかかわるさまざまな地域性の違いがある また、大都市圏では支払い率が低く、地方圏では支払い率が高い傾向にあることも指摘しています。NHKでは、2011年度末から都道府県別の支払い率を公表しており、このデータを基に、地域ごとの課題を掘り下げて検討しつつ、受信料の公平負担に努めていくとのことです。