貸し会議室大手TKP 大分駅前の土地を新たに取得、高層ビル検討 上人ヶ浜公園の観光施設着工式
貸し会議室大手のTKPは1日、大分県別府市の上人ヶ浜公園に観光施設を整備する事業に向けた着工式を行いました。また、JR大分駅前にある土地を新たに取得したことを明らかにしました。 【写真を見る】貸し会議室大手TKP 大分駅前の土地を新たに取得、高層ビル検討 上人ヶ浜公園の観光施設着工式 TKPの河野貴輝社長をはじめ関係者が別府市の八幡竈門神社を訪れ、着工式の神事で工事期間中の安全を祈願しました。 TKPが手掛ける上人ヶ浜公園整備事業では利用者で混雑していた砂湯の面積を2倍に拡張。園内に体験型の宿泊施設として7棟23室のコテージを整備するほか、カフェやレストランなども併設されます。工事は来週以降本格的に始まり、来年春のオープンを目指します。 (TKP河野貴輝社長)「ようやく着工できるので感無量です。ここが別府のシンボルになっていくように観光客のみなさんに来てもらって、市民の方々にもっともっと来てもらえる公園にしたい」 一方、TKPはホテル開発を進めているJR大分駅前で、新たな用地を取得したことを発表しました。取得したのはホテル予定地に隣接するJTB大分支店がある土地およそ550平方メートルで、JTB側からの申し出を受けて4月25日に手続きを完了したということです。 (TKP河野貴輝社長)「駅前に高層マンションが立ち、商業施設ができているので、ひとつの起爆剤や拠点になるようなものを作りたい」 TKPは取得した土地を現在JTBに貸していて、来年秋までに高層ビルへの建て替えも含めて活用策を判断する方針です。
大分放送