都内で「700万円」の中古マンションってかなりお得じゃないですか? 買おうか悩んでいるのですが、注意点はありますか?
中古マンションを探していると、都内で1000万円を切るような格安物件を見かけることがあります。格安マンションは、リノベーションにお金をかけられるのが魅力ですが、安さには必ず理由があり、注意が必要です。 今回は、格安の中古マンションを探す際の注意点を解説します。東京都の中古マンション平均価格や中古マンションのメリット・デメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてください。 ▼アパートの1階と2階で「家賃」はどれだけ変わる? 1階暮らしのメリット・デメリットも紹介
中古マンションのメリットとデメリット
中古マンションのメリットは、まず価格の安さが挙げられます。築年数に応じて価格が下がる中古マンションは、予算に応じて自分に合ったものを見つけやすくなっています。 また新築の場合、建築途中の場合もあるため必ずしも内覧できるとは限りませんが、中古マンションであれば早い段階で実際の部屋や住環境を確認できる可能性が高くなるのもメリットだといえるでしょう。 ただし、中古マンションにもデメリットがあり、老朽化の問題や修繕積立金の高さ、税金面での優遇が少ないことなどが挙げられます。中古である以上、建物の劣化によるトラブルや、それに付随するお金の問題なども起こりやすくなると考えられます。
東京都の中古マンション平均価格と格安物件の探し方
株式会社東京カンテイによれば、東京都の70平方メートルあたりの中古マンション平均価格は、2024年2月の時点で4707万円となっています。ちなみに、東京23区に限定した70平方メートルあたりの中古マンション平均価格は7204万円です。 そのため、都内で700万円の中古マンションというのはかなりの格安だといえるでしょう。一般的には、都内で1000万円を切るような格安の中古マンションを買いたいのであれば、23区外の市町村が狙い目だと考えられます。 中古マンションの探し方には、インターネットの不動産検索サイトのほかに、不動産会社に直接足を運ぶという方法もあります。掘り出し物の物件は、中古でも競争率が高く、こまめにチェックを行う必要があります。