中央道で5台絡む事故…大型トラックが渋滞の車列に追突 東京都の男子大学生が死亡 3人けが トラック運転手(41)が前をよく見ていなかったか 過失運転致死傷の疑いで書類送検
2023年11月30日夜遅く、長野県茅野市の中央自動車道で大型トラックが渋滞の車列に追突する事故があり、6人が病院に搬送され、トラックに追突された乗用車の男子大学生が死亡しました。大型トラックを運転していた41歳男性が過失運転致傷の疑いで書類送検されていたことが分かりました。 原型をとどめないほどつぶれた乗用車。
その後方にある大型トラックはフロント部分が壊れています。 事故があったのは茅野市の中央道下り線諏訪インターチェンジ付近です。
警察によりますと、2023年11月30日午後10時半すぎ、大型トラックが渋滞の最後尾の乗用車に追突し、その衝撃で前にいた中型トラックや乗用車3台も玉突きで次々に衝突しました。
この事故で、6人が諏訪市と茅野市の病院に搬送され、このうちトラックに追突された乗用車に乗っていた、東京都の男子大学生(22)が死亡しました。 また、中型トラックや別の乗用車の男女3人も軽いけがをしました。
警察は大型トラックを運転していた茨城県の男性(41)が前をよく見ていなかったとして、2月14日に過失運転致死傷の疑いで書類送検しました。 男性は容疑を認めているということです。 事故当時、下り線では、諏訪インターと岡谷インター間が舗装工事のため通行止めとなっていて、現場付近は諏訪インターでおりる車で渋滞していたということです。