10年前のいじめ事件の真相を暴く岡田将生“蒼”…リアルな心理描写に「さらに期待が高まった」の声<錦糸町パラダイス>
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)の第7話が、8月23日に放送。蒼(岡田将生)が10年越しに真相を暴いた“いじめ”をテーマにしたストーリーが描かれ、X(旧Twitter)では「さらに期待が高まった」と反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】美里の遺影に手をあわせる裕ちゃん(柄本時生)、大助(賀来賢人)、一平(落合モトキ) ■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ 東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、さまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。 ■登場人物の役どころは… 掃除屋「整理整頓」の社長・大助を賀来賢人が、社員で大助の幼なじみの裕ちゃんを柄本、同じく社員で、大助と裕ちゃんの後輩となる一平は落合モトキが演じ、ルポライター役で岡田が出演する。 ■美里の家を掃除する「整理整頓」 美里(太田しずく)の父(板尾創路)を家まで送り届ける蒼。家を出てきたところを、掃除に来た大助ら掃除屋「整理整頓」が見かけ、美里の父に聞いてみると「ボランティアの人」だという。そんな中、蒼は「女子中学生飛び降り自殺事件」について調査しており、いじめの証拠について誰か宛にメールを送っていた。 一方、定期的に依頼される美里の父と母(菜葉菜)の家を掃除していた大助ら掃除屋「整理整頓」は、美里の遺影に手を合わせる。美里は、10年ほど前に、いじめによる自殺で亡くなっていた。 新調したパソコンを眺める美里の父。すると、「証拠の件について…」という一件のメールが届き、慌てて母を呼ぶ。メールの送り主は蒼だった。 ■かつて美里の友人だった保育士・町田麻衣 場面は変わり、保育士として働く町田麻衣(山下リオ)は、仕事も私生活も充実していた。そんな中、QRコードが載った一枚のはがきが届く。気になって読み込んでみると、「女子中学生飛び降り自殺事件」の記事に飛び、そこには加害者として町田の顔写真と名前が載っていた。 学生時代、町田は美里と仲の良い友人だった。しかし、別のグループに属した町田は美里と距離を置くようになる。仲間外れから始まり、次第にエスカレートするいじめ。友人だった町田も加害者となっていじめに加わっていた。 証拠が見つかり、娘の事件が明らかになったことで表情が晴れた美里の父と母。“いじめ”という重いテーマで描かれた第7話に「こんなカタい話になっていくとゎ」「さらに期待が高まった」「注目してしまう」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部