助走の乱れ引きずり…男子走り高跳びの有力候補が日本人最下位「日本選手権じゃなくてよかったと思わず」【陸上セイコーGGP】
◆陸上 セイコー・ゴールデングランプリ(19日、東京・国立競技場) 男子走り高跳びで2大会連続世界選手権代表の真野友博(九電工)は2メートル20で7位だった。助走でスピードを切り替える際に「飛び跳ねていたようで、前に進む感じがなかった」と乱れ、自己記録より11センチ低い2メートル20の1回目に失敗。2回目で成功させた後は徐々に感触を取り戻してきたが、本調子までは戻せなかった。 ■ピンクのユニフォームで快走するドルーリー朱瑛里【写真】 今季海外のハイレベルな大会で戦ってきた真野は、世界陸連が国内外の成績に応じて定める五輪選考の世界ランキングで日本人上位につけている。最大3枠の五輪代表入りへ優位な立場だが「今回は日本人最下位。(五輪選考を兼ねた)日本選手権じゃなくてよかったと思わず、しっかり反省し、危機感を持って取り組んでいく」と気を引き締めた。
西日本新聞社