【蒲郡ボート PG1クイーンズクライマックス】三浦永理 4号艇から12年ぶり復権狙う
ボートレース蒲郡のプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」は30日、トライアル最終戦となる3回戦が終了。大みそかの31日、最終日12Rに行われる優勝戦メンバーが出そろった。 コース争いから身を引いたことが功を奏した。トライアル3回戦11Rに5号艇で出走した三浦永理(41=静岡。6号艇の平高奈菜が前付け策に出たが、あらがうことなく6コースを選択した。 しかし、3号艇の細川裕子が4コースのカドから仕掛けたことで1コーナーは絶好の展開。最内差しで3番手争いに加わった。宇野弥生に競り負けて結果は4着。それでも「行き足が良くないので抵抗したとて、と思った」と冷静な判断力は光った。 「調整が合っていないし(エンジンは)出ていない。乗り心地もしっくりこなかった。でも、いい時もあったので合えば全体に良くなるはず」。上積みの余地はある。4号艇で挑む優勝戦。初代クイーンはプロペラと向き合い、12年ぶりの復権を狙う。