川で遊ぶ子どもたち（一の坂川で）

　連日、35度を超える猛暑日が続く中、山口市中心部で8日、日中の最高気温が38・8度（午後1時21分）まで上がった。下関地方気象台によると、2018年7月25日に記録した気温と並び、県内の観測史上最高となった。 　同日に記録した気温の中でも高知県四万十市の39・9度に次ぎ、大分県日田市と並ぶ全国でも2番目の高い気温だった。 　一の坂川の橋の下では、市内の中・高生計5人が部活終わりに水遊びを楽しんでいた。「あまりの暑さに耐えかねて川に入ってしまった。久しぶりに遊んで気持ちがいい」と服をびしょびしょにして笑顔を見せていた。 　同気象台が県内16カ所に設けている観測地点のうち、阿東徳佐を含む5カ所で今年の最高気温を記録した。 　熱中症警戒アラートは先月21日からきょうまで20日間連続で発表されており、県は休憩や水分・塩分補給、冷房の効いた屋内で過ごすなど熱中症予防の徹底を呼び掛けている。