立憲民主党・重徳和彦氏が目指す「大きな政治」って何?未来の立憲像とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2023年11月29日に公開された動画ではゲストに立憲民主党衆院議員の重徳和彦氏をお招きし、「直諫の会」が目指す立憲像について語っていただきました。 重徳氏が実現したい政党の姿・社会のあり方とは? 【このトピックのポイント】 ・総理大臣になりたい気持ちはある ・目指す政治は保守とリベラルを線引きしない「大きな政治」 ・政策の軸は増子化社会づくり。担当大臣は副総理級
重徳氏のプロフィールは以下の通りです。 39歳で総務省を退職し、愛知県知事選挙にチャレンジした重徳氏。立候補当時はその若さに注目が集まりましたが、選挙前に誕生日を迎え40歳になると「若いと言われなくなった」と語り、笑いを誘いました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして重徳氏に回答していただきました。
「直諫の会」が目指す立憲像は?
重徳氏が会長を務める「直諫の会」は2019年に超党派のグループとして結成。現在は18名が所属しており、全員が立憲民主党です。 MC乙武洋匡「(直諫の会は)派閥に近いんですかね?」 MC乙武の問いに対し「明確に派閥にしようというところからスタートしてきました」と重徳氏。ただ、自民党の派閥のイメージがあまり良くないことから、グループや派閥グループといった表現をすることもあるとのことです。 自民党の派閥と大きく違うのは掛け持ちが可能なこと。重徳氏は直諫の会のメンバーも数人は他の派閥と掛け持ちをしている、と説明しました。
MC乙武が「派閥の長をやっているということはゆくゆくは総理になりたい?」と切り込むと、重徳氏は「開き直ればそういう気持ちはある」とコメント。 「国会議員になった以上は誰もがそれを目指せる権利がある」「なれるものならなりたいと思ってても全然おかしなことじゃない」と続けました。 ただ、野党である以上総理大臣になるにはまず政権を取らなければなりません。重徳氏は「野党の本当の仕事は与党になること」と断言。 著書『どうする、野党!?』では直諫の会内閣を作ること、立憲の代表を直諫の会で取りに行くことを目標として明記している、と語りました。 一方で、重徳氏の意気込みとは裏腹に多くの有権者の中には「立憲民主党は政権を取る気がない」という空気があるように感じられます。 その点に重徳氏は強く同意。その空気を払拭するために立憲の「軸を据えなおす」ことが必要だと語ります。リベラルだけの政党というイメージから脱却し、自民党を超えるような政党にする役割を自身が目指す段階に来ている、とコメントしました。
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