阪神・青柳 首位・中日打線を警戒「広いのでランナーをためないように」 11日先発、三度目の正直 今季初白星へ
阪神・青柳晃洋投手(30)が11日、今季3度目の先発となる12日・中日戦(バンテリン)に向けて甲子園で調整し、首位の中日打線封じに気合を込めた。 【写真】晴天の外野芝生で入念に調整する青柳 前回5日・ヤクルト戦は6四死球と制球に苦しみ6回3失点(自責2)で今季初勝利はお預け。試合後には「最悪の投球でした。勝ってくれた野手に感謝したい」と反省を口にしていた。「調整自体変えたところはないですし、ただキャッチボールから少し意識して」と平常心で臨む。 好調の中日に「ローゲームになると思うので、自分もそういう投球をできるように」と力を込める。竜打線には「(バンテリンは)広いので一発というよりランナーをためないように」と警戒。同球場での投球は3月15日の中日とのオープン戦で確認済み。6回4安打無失点と相性の良さを感じさせた。 練習ではダッシュやキャッチボールなど通常の調整で準備を整え「チームが勝てる投球ができれば」と気合十分。チームの勝利とともに、三度目の正直となる今季初白星をつかむ。