山下智久、海外ドラマ初主演作『神の雫/Drops of God』国際エミー賞「連続ドラマ部門」最優秀賞受賞
日仏米共同製作作品『神の雫/Drops of God』が、第52回国際エミー賞の「連続ドラマ部門」(International Emmy Awards「Drama Series」)を受賞した。 国際エミー賞とは、60を超える国の放送局や番組制作会社などを代表する900人以上の会員によって構成される「国際テレビ芸術科学アカデミー」(The International Academy of Television Arts & Sciences)が主催する賞で、アメリカ以外で制作・放送された優秀なテレビ番組に贈られる。今回の受賞は、Hulu Japanの作品、ならびに本作で海外ドラマ初主演を務めた⼭下智久にとって、初ノミネートにして初受賞という快挙となった。 “ワインに運命を翻弄される男女”を軸に、“時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様”を描いた本作。山下はワインに人生をかける男・遠峰一青(とおみね・いっせい)を熱演。並々ならぬ情熱をもって本作に挑んだ山下は、国際エミー賞受賞の知らせに感無量。「こうして素晴らしい賞を頂き、文化、言葉の異なるクルーと共に努力し、一丸となり作品に注力して良かったと心から思えます」と、喜びのコメントを寄せた。 また、今回のドラマシリーズで大きな挑戦となったのは、主要キャラクターの新設定。原作漫画で物語の中心を担う男性キャラクターの神咲雫を、フランス人女性・カミーユに置き換えるという大胆な設定変更が実現したのは、原作者である亜樹の快諾があったからこそ。ドラマ製作チームと共に新たなチャレンジを楽しんでくれた亜樹(亜樹直名義で活動する姉弟ユニット、樹林ゆう子、樹林伸)も、今回の受賞に高揚。「私たちのワイン愛から生まれた漫画『神の雫』が、ドラマとして生まれ変わり、世界中に愛され、受賞しました。これほど嬉しい事はありません」と、コメントしている。 『神の雫/Drops of God』は、オンライン動画配信サービス「Hulu」にて配信中。 ■山下智久 コメント このような素晴らしい賞を頂けてとても光栄で嬉しく思っております。 夢がひとつ叶いました。応援してくださっている全ての方のおかげです。 『神の雫/Drops of God』は自分にとっておよそ半年に及ぶ長期、通訳なしの海外ロケ。常に3カ国語以上が飛び交うインターナショナルな現場でした。役作りの為に10キロ近くの減量を半年間続け、台詞も英語で、とても勇気と根気の必要な挑戦でした。 こうして素晴らしい賞を頂き、文化、言葉の異なるクルーと共に努力し、一丸となり作品に注力して良かったと心から思えます。 言語や文化の壁を超えて、心をひとつに支え合う事ができるという事を学ばせていただきました。これからも挑戦を続けていきたい思いです。 家族、友人、携わってくださった全てのスタッフ、ファミリーに心より感謝いたします。 ■著者:亜樹直 コメント 私たちのワイン愛から生まれた漫画『神の雫』が、ドラマとして生まれ変わり、世界中に愛され、受賞しました。これほど嬉しい事はありません。関係者の皆様、そして視聴してくださった全ての人に感謝致します。 <作品情報> Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』 Huluで配信中(全8話) 【スタッフ】 製作総指揮:クラウス・ジマーマン 監督:オデット・ラスキン 脚本:コック・ダン・トラン 【キャスト】 山下智久(遠峰一青役) フルール・ジェフリエ(カミーユ・レジェ役) トム・ウォズニチカ(トマ・シャサングル役) スタンレー・ヴェベール(アレクサンドル・レジェ役) ルカ・テラッチャーノ(ロレンツォ役) ディエゴ・リボン(ルカ・イングレゼ役) 岡本あずさ(片瀬百合香役) ギュスタヴ・ケルヴェン(フィリップ・シャサングル役) セシール・ボワ(マリアンヌ・レジェ役) 渡辺真起子(遠峰仄香役) 二階堂智(遠峰博和役) アントワーヌ・シャペイ(タリオン役) 竹中響子(みやび役) 津嘉山正種(遠峰昇役) ほか