統一地方選「前半戦」12日に投開票 10道県知事選など
第18回統一地方選の前半戦が12日、投開票されます。投開票されるのは、10道県知事選と5政令市長選、41道府県議選と17政令市議選です。来年夏の参議院選の前哨戦と位置づけられています。 知事選は、北海道、神奈川、福井、三重、奈良、鳥取、島根、徳島、福岡、大分の10道県で行われます。ただ、事実上、自民と民主の対決構図になっているのは北海道と大分県のみ。野党が現職に相乗りするパターンが多い状況です。政令指定都市の市長選は、札幌、相模原、静岡、浜松、広島の5市で行われます。 また、道府県議選は41、政令指定都市の市議選は17の都市で行われます。
総務省によると、過去3回の投票率は、都道府県知事選が、52.63%(2003年)、54.85%(2007年)、52.77%(2011年)と推移。都道府県議選は、52.48%(2003年)、52.25%(2007年)、48.15%(2011年)と低下傾向で、前回選挙では初の50%割れを喫しています。 ■統一地方選の意義は? ・統一地方選がスタート 何のために、誰を選ぶの? 内山融・東京大学大学院教授 ・4月に行われる統一地方選挙 現状と意義とは? 大阪大学准教授・砂原庸介