福岡県八女市長選挙、34歳で元経産省職員の簑原悠太朗氏が初当選…九州・沖縄で最年少市長に
福岡県八女市長選は10日、投開票され、無所属新人で元経済産業省職員の簑原悠太朗氏(34)が、無所属新人で前副市長の松尾一秋氏(64)(自民推薦)を破り、初当選した。16日に就任予定で、九州市長会によると、九州・沖縄で最年少の市長となる。 【写真】日置市の永山市長
今回の市長選は、4期務め、引退を表明した三田村統之市長(80)の市政継承か刷新かが大きな争点となった。後継指名と自民党の支援を受けた松尾氏に対し、簑原氏は「変革」を掲げて草の根の選挙活動を展開。10日夜、当選を決めた簑原氏は事務所で「市民目線のしがらみのない政治を実現したい」と述べた。
九州・沖縄の最年少市長は現在、鹿児島県日置市長の永山由高氏(41)となっている。