東野幸治が命名!? 原口あきまさ「“憑依型野良物真似師”でええんちゃう?って…」モノマネ番組の垣根を越えるきっかけとなったレパートリーとは?
◆博多華丸・大吉の追っかけからお笑いの道へ
丸山:そんな原口くんが福岡県出身というのは知っていたけど、博多華丸・大吉の追っかけをやっていたの? 原口:やっていました。高校生のとき、福岡吉本で華大さんたちが番組をやることになって。福岡では、お笑いで地方番組ができるってあまりなかったんですよ。数多くのアーティストを輩出する県としては有名でしたけど、お笑いが出ていっていなかったので、福岡吉本ができて、華大さんが活躍している姿を追っかけていたんですよ。 丸山:へぇ~! 原口:(地元は)北九州市小倉っていうところで、福岡市までは結構距離があって。 丸山:でも、新幹線ですぐじゃん。 原口:(当時は)学生でしたから。 丸山:そっかそっか(苦笑)。 原口:(博多華丸・大吉が)小倉にライブで来たときに観に行って、出待ちとかして。“俺もお笑いを目指そう”って思っていたんです。 丸山:じゃあ最初はものまねじゃなくてお笑いだったの? 原口:はい、コンビでお笑いをやりたくて、同級生を巻き込もうと思ったんですけど、家庭の都合で東京には出て来られないということで。 丸山:ものまねをやろうとした原点って? 原口:結局、僕は東京に出て、専門学校に行ったんです。で、専門学校で相方を見つけていろいろとやるんですけど、5年ぐらいで馬が合わず、方向性の違いも出てきて。 丸山:なるほどね。 原口:でも僕は(お笑いが)やりたかったから、ピンで何かネタを作らなきゃいけないというときに、(当時から)多少ものまねはできていたんですよ。 丸山:ものまねする人って、大体、学校とかでもやるよね。 原口:そうなんですよ。ただ、学校の先生とかだったから通用しない。お笑いライブのエンディングで発表するぐらいのレベルだったんですよ。ピンになって、ものまね(番組)のオーディションを受けてみようかな、って思った頃からものまねをやりだして。中学のときにとんねるずさん(のものまね)とか結構やっていたので。 丸山:貴(石橋貴明)さんね。大好きですよ、貴さんのものまね(笑)。 原口:(石橋貴明さんのものまねをしながら)当時2人、貴明と(木梨)憲武をやっていたのは原口くんだけって聞いたんでね。 丸山:ハハハハハ! 原口:(ゴルフに例えると)クラブを使いこなすようなもんだよ。ドライバー2個持って、みたいな。 丸山:最高だよね(笑)。 原口:(木梨憲武さんのものまねをしながら)俺もマル(丸山茂樹)とか結構ゴルフやっているけど、俺、朝だから、今ラジオ。めちゃくちゃ早いから、みたいな。 丸山:ヤバいよね。そっくりだよね、マジで(笑)。 原口:(とんねるずの)おふたりをやっていたので、それを軸にネタを作って番組オーディションを受けて。 丸山:(数あるレパートリーのなかで)“自分が、絶対この人が得意”っていうのは? やっぱり明石家さんまさん? 原口:さんまさん、とんねるずさんとか。最近は、勝俣(州和)さんですよ。勝俣さんブームが来ているんですよ、勝俣バブルが(笑)。 丸山:勝俣さんのやつ、面白いよね(笑)。 原口:(勝俣州和さんのものまねをしながら)結局、ゴルフって格闘技なんすよ! これが今、勝俣ブームがきていて。番組(「千鳥のクセスゴ!」フジテレビ系)でも「勝俣歌謡祭」っていうのをやっていまして。 丸山:ハハハハハ! そっくり。似すぎだよ、マジで(笑)。 (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2024年4月6日(土)放送より)