退席処分&審判への皮肉も…“大暴れ”のモウリーニョにスコールズ「見られて嬉しかった」
フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督の振る舞いについて、イギリスメディアも大きく注目している。 ヨーロッパリーグ(EL)2024-25 試合日程・結果・組み合わせ 過去にポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマと名門クラブの指揮官を歴任し、2度のチャンピオンズリーグ制覇やヨーロッパリーグ(EL)優勝、各国リーグを制するなど、数々の栄光を手にしてきたモウリーニョ監督。今季からはトルコの強豪フェネルバフチェの指揮を託され、24日にはヨーロッパリーグで古巣マンチェスター・U(1-1)と激突した。 タッチライン際でチームに指示を送ったモウリーニョ監督は、その表情や仕草でも大きな話題を集めると、後半には判定に不満を示して退場処分に。そして試合後のインタビューでは、数々の“モウリーニョ節”を残している。『BBC』が伝えた。 モウリーニョ監督は記者に対し、ローマ時代の2023年のEL決勝で主審の判定に激しく抗議したことで4試合のベンチ入り禁止処分を受けていたことを引き合いに出しつつ、「ヨーロッパの大会がない方が良い未来になる。動揺はない。フェネルバフチェを去る時、私がしなければいけない最善の決定は、UEFAの大会に出場しないことだね。(プレミアリーグ復帰?)契約は2年ある。2年後には監督を必要とするイングランド最下位のクラブへ行くさ」とコメント。さらに、審判については「信じられない。彼を祝福したい。時速100マイルでボックス内とベンチでの私の行動を見ていたんだ。世界最高の審判の1人だ」と皮肉たっぷりに語っている。 そんなモウリーニョ監督について、『TNT』で解説を務めたマンチェスター・ユナイテッドOBポール・スコールズ氏も「ジョゼを見るのは楽しかったよ。情熱が少し戻ったように見えたね。楽しんでいるようだった。独り言に含み笑いも……見ていて楽しかった」としつつ、「(インタビューは)試合よりも良かったよね。いたずらっ子ぽさを取り戻したみたいだ。あの姿を見られて嬉しかったよ」とその振る舞いを喜んでいる。