森永卓郎氏が「B宝館」の目玉として黒木瞳にねだった“ダジャレサイン”
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(2月1日放送)に経済アナリストの森永卓郎が出演。自ら運営する「B宝館」について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。1月29日(月)~2月2日(金)のゲストは経済アナリストの森永卓郎。4日目は、「B宝館」について― 黒木)森永さんは「B宝館」というご自身の博物館もつくっていらっしゃいますよね。12万点以上のお宝があるということですが。 森永)「B級で貧乏でおバカだけれどもビューティフル」というコンセプトでやっています。タレントのヒロミさんがB宝館の内部映像を見て、「綺麗なごみ屋敷」だとおっしゃっていました。価値があるものはないのですよ。あるテレビ局が鑑定士を連れてきて、「朝から晩まで全商品鑑定」というのをやったのですよ。その結論が「価値ゼロ」でした。「ゼロはないだろう」と言ったら、「プラスのものもあるけれど、大部分が産業廃棄物なので処理にコストがかかり、相殺してゼロですね」と言われました。 黒木)私も拝見しましたが、ミニカーを始めとしてカセットから電話から何でもあります。缶ビールや紙コップまで、ありとあらゆるものが綺麗に展示されていますよね。 森永)庶民の暮らしのなかにあったものたちです。でも紙コップなんて、みんなすぐ捨ててしまうので、残っているものがないのですよ。空き缶も意外と残っていない。そういうものを全部取って並べてあります。 黒木)新所沢駅から歩いて10分ぐらいのところにあります。2014年にオープンしたそうですが、月に1回だけ開くのですよね。 森永)最初は毎週開けていたのですが、毎週開けても月1回でも入場者数が変わらないという事実が発見されたので、月1回にしました。 黒木)「有名人ダジャレグッズ」があるではないですか。例えばキャメロン・ディアスだったら「キャラメルン・ディアス」とサインされたものや、矢口真里さんだったら「蛇口真里」とか。こういうものをご本人に書いてもらうのですか? 森永)キャメロン・ディアスのときは大変でしたね。映画の宣伝で日本に来られたとき、キャラメルを持って行ったのですが、マイケル・ジョーダンみたいなボディーガードが横にいるのです。そいつが私のことを睨みつけるので、足が震えて前に進めないのですよ。テレビ局のディレクターに一緒に来てもらい、「取材です」と言ったら通れました。キャラメルを出してキャメロン・ディアスに「何ですか?」と言われたから、「キャラメルン・ディアス」と言ったのですが、通じませんでした。そのため「とにかくサインしてくれ」と言って無理やりサインしてもらいました。トム・クルーズのときも大変でしたね。ルーズリーフのノートを持って行って「トムクルーズリーフ」と言っても通じないのですよ。 黒木)(笑)。