市役所職員をかたる還付金詐欺事件 出し子の無職の男(36)を逮捕 山口・周南
市役所職員をかたる還付金詐欺事件に関わったとして、山口県警周南署は3日、電子計算機使用詐欺と組織犯罪処罰法違反、窃盗の疑いで、愛知県豊田市に住む無職の男(36)を逮捕しました。 警察によりますと、名波容疑者は詐欺グループのメンバーと共謀。去年9月4日に、市役所職員を名乗って周南市に住む女性(70代)に電話で「介護保険料の還付金を受け取るためにATMを操作する必要がある」などと電話で伝え、ATMに誘導して操作方法を指示し、他人名義の口座におよそ50万円を送金させた上、愛知県内のATMで引き出し、盗んだ疑いが持たれています。 男は「出し子として犯罪に加担したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。警察は事件に関わった詐欺グループなどを捜査しています。
テレビ山口