前線南下し関東で再び激しい雷雨のおそれ 少しの雨でも土砂災害に十分注意を
2日(月)夜以降、関東には秋雨前線が南下してくる見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達。雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。 2日(月)午後5時半現在、秋雨前線の影響で東北地方を中心に雨脚が強まっています。この前線は、2日(月)夜から3日(火)にかけて関東まで南下し、その後、4日(水)にかけて停滞する見込みとなっています。 前線に向かって、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込むため、関東では大気の状態が非常に不安定となり、朝から各地で雨脚が強まり、局地的には雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となるおそれもあります。
3日(火)夕方までに予想される雨量は、多い所で、伊豆諸島で100ミリ、関東で80ミリ。さらにその後、4日(水)夕方までの24時間で、関東南部で120ミリ、関東北部・伊豆諸島で100ミリとなっています。 台風10号による大雨の影響で地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに十分注意し、危険な崖などには近づかないようにしてください。