真冬から初春まで、スウェットを100%謳歌するスタイル集。“プルオーバー以外”にも注目!
スウェットを主に脇役として使う真冬から、主役として活用する初春まで。 移りゆく季節のなかで多彩な青いスウェットをどう取り入れていくのか、という話。 ▶︎すべての写真を見る 王道のスウェットシャツだけでなく、カーディガンやハーフジップ、ベストなどさまざまなタイプを使い、スウェットライフを100%楽しもう。
[5~8°C]真冬のスウェット術
上下スウェットのワンマイルコーデにダッフルコートをガバッと羽織った、真冬のスウェット活用例。コートのグリーンとスウェットの青に色をリンクさせたストールはカシミヤ製。
ベージュのダウンにブルーを効かせ、爽やかに彩った冬のサーフカジュアル。冬のコーディネイトは地味な配色になりがちだが、空や海のように鮮やかなスウェット使いで、心晴れやかに。
異なるトーンのブルーを重ねた装いに茶を挿した、いわゆるアズーロ・エ・マローネ(青と茶)の応用配色。吊り編み機でゆっくりと丁寧に編み立てられたパンツは、気持ち良さも格別だ。
[10~16°C]初春のスウェット術
まだ少し寒さの残る春先に便利なのがカーディガンタイプ。しっとりとしたタッチと微光沢を備えるリフィルの一枚は、スウェットとは思えないほど上質感を持ち、ニット感覚で使える。
レイヤードで少し変化をつけたいときには、ハーフジップが適役。清涼感のあるスカイブルーカラーの一枚には同系色のチェックシャツを重ねるなど、気温に応じて自在に活用できる。
春の陽気を感じたら、あえてのベストはどうだろう。スウェットではなかなか見かけないアイテムだが、異素材のトップスとの自由な重ね着を楽しめて、かつ周囲とは被らないのがいい。 長瀬 歩=写真(人物) 椙本裕子=写真(静物) 野上翔太=スタイリング 山形哲也(SIGNO)=ヘアメイク 早渕智之=文
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