EXTREME王者・勝俣瞬馬が木下亨平を変則ルールで退け王座V5!「またやりましょう。彼のリングでも、うちのリングでもいい」
勝俣「また木下君とベルトかけて戦うまで、皆さん待っててください」
DDTプロレスが8月10日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で「大阪vs東京~ドリーム東西プロレス合戦2024~」を開催した。DDT EXTREME王者の勝俣瞬馬が“関西プロレス界の若き雄”木下亨平(ダブプロレス)を変則ルールで退け、5度目の防衛に成功した。 【動画】トータル37カウント先取でも勝利ルールで序盤からフォール合戦 同王座戦は王者がルールを指定でき、勝俣が希望した試合形式は「エネルギッシュ!!東西37大合戦」。これは通常のプロレスルールに加え、フォールを1カウントまたは2カウントで返した際、フォールの数を加算していき、トータル37カウントを先取した場合も勝利となるルールで、運にも勝敗が左右されることになる。 開始早々、フォールの奪い合いに。勝俣がトペコン・ヒーロ、場外でのボディプレス、ロープを利した反転ドロップキックで攻め込めば、木下は変型ボム、スイングDDT、ドロップキックで返していく。勝俣がととのえスプラッシュ、変型ボムをたたきこみ34カウント目を奪う。 ここから両者ともにカウント0で返していくが、木下のジャーマンでカウント2が入り、36カウント目となる。1カウントも許されない状況下で、木下のジャーマンをカウント0で返した勝俣は丸め込んで1カウントを獲り、37カウント目を奪取し勝利した。 勝俣は「まだ3カウント中の1カウントしか獲ってないから、またタッグでもシングルでもやりましよう。それまで絶対防衛してるから。あんたのリングでもいい。また木下君とベルトかけて戦うまで、皆さん待っててください。そのときは彼のリング、もしくはうちのリングかもしれない」とマイク。 バックステージで勝俣は「ホントは3カウント獲って勝ちたかったけど、1カウントしか獲れなかったから、勝ったけど、勝ってないと思ってる。ちゃんとあなたに勝ちたいんですよ。EXTREMEはルール考えないといけないから、EXTREMEなしでもいいから、やりましょう。タッグを組んでも面白いと思うんです」と再戦を希望した。 【大会名】大阪vs東京~ドリーム東西プロレス合戦2024~ 【日時】2024年8月10日(土) 【会場】大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場 【観衆】586人(超満員) ▼オープニングマッチ 東西全面対抗戦 30分一本勝負 <東軍>中村圭吾(岩手)&○高鹿佑也(千葉) vs 石田有輝(熊本)&須見和馬●(三重)<西軍> 7分20秒 変形アームロック ※須見の持ついつでもどこでも挑戦権(白)が高鹿に移動。 ▼第二試合 30分一本勝負 佐々木大輔&○KANON&MJポー vs 大鷲透&納谷幸男&イルシオン● 9分22秒 片エビ固め ※スリーピー・ホロウ ▼第三試合 東西全面対抗戦 30分一本勝負 <東軍>●大石真翔(静岡)&彰人(愛知) vs 男色ディーノ○(広島)&夢虹(大阪)<西軍> 7分12秒 漢固め ※男色ドライバー ▼第四試合 東西全面対抗戦~スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負 <東軍>長谷川美子(埼玉)&●リアラ(宮城) vs ウナギ・サヤカ○(大阪)&花園桃花(大阪)<西軍> 10分32秒 片エビ固め ※スライディングTANAKA ▼第五試合 東西全面対抗戦~ロックンロール4WAYマッチ 30分一本勝負 <東軍>○MAO(宮城) vs 通天閣下(大阪)<西軍> vs グレート・コジ●(大阪南港)<西軍> vs A.YAZAWA(広島)<西軍> 10分36秒 回転エビ固め ▼第六試合 東西全面対抗戦~EXTREME選手権試合・エネルギッシュ!!東西37大合戦 60分一本勝負 <王者/東軍>○勝俣瞬馬(千葉) vs 木下亨平●(大阪)<挑戦者/西軍> 11分28秒 37カウント目奪取 ※第59代王者が5度目の防衛に成功。通常のプロレスルールに加え、フォールを1カウントまたは2カウントで返した際フォールの数を加算していき、トータル37カウント先取した場合も勝利となるルール。 ▼セミファイナル 東西全面対抗戦~東京vs大阪スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負 <東軍>HARASHIMA(東京)&●平田一喜(東京) vs 上野勇希○(大阪)&秋山準(大阪)<西軍> 0分5秒 片エビ固め ※ラリアット ▼再試合 30分一本勝負 <東軍>HARASHIMA(東京)&●平田一喜(東京)feat.ヨシヒコ(新潟) vs 上野勇希○(大阪)&秋山準(大阪)<西軍> 11分17秒 体固め ※WR ▼メインイベント 東西全面対抗戦~正田壮史デビュー2周年記念試合=KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負 <王者組/東軍>●遠藤哲哉(宮城)&飯野雄貴(東京) vs クリス・ブルックス○(イギリス)&正田壮史(大阪)<挑戦者組/西軍> 26分13秒 オクトパス・ストレッチ ※遠藤組が4度目の防衛に失敗、クリス組が第83代王者組となる。 <写真提供:DDTプロレス>
プロレスTODAY
【関連記事】
- 【DDT】デビュー2周年の正田がクリスとのコンビで遠藤&飯野を下し、KO-Dタッグ王座初戴冠!「‟第2の誰々“とかじゃなく、正田壮史として、DDTの未来として引っ張っていく」
- 【DDT】EXTREME王者・勝俣瞬馬が木下亨平を変則ルールで退け王座V5!「またやりましょう。彼のリングでも、うちのリングでもいい」
- 【DDT】復活したDDT名物の「いつでもどこでも挑戦権」をKANON、アントーニオ本多、中村圭吾らがゲット!HARASHIMA「狙ってるベルトは無差別級。絶対もう1度巻きたい」
- 【DDT】青木真也がKO-D無差別級王者・上野勇希に戦慄の通告!「リングに上がってきたら、おまえを殺せるぞ!」
- 【DDT】河上“ファイヤー”隆一、ダムネーションT.Aとの結託初戦で納谷幸男の遺恨深まる!9・8名古屋で一騎打ちへ