58歳・30年以上体型が変わらない人がしていること。隙間時間で無理なくできる「やせ動作」
ほっそりボディを目指したいものの、なかなか時間を取って行うのはおっくうですよね…。そこで今回は、隙間時間でサクッとできる「やせ動作」を、健康運動指導士の植森美緒さんに教えてもらいました。 【写真】30年以上体型を維持している植森さん
58歳でウエスト58cmをキープ!無理なくやせる日常動作
中学3年生のときにダイエットを始め、約10年間、さまざまなダイエットに挑戦しては失敗を繰り返したという植森さん。 「あこがれのほっそりした体は手に入らず、人と比べてはコンプレックスを感じていました。そこで、20代のときに勤めていた会社を辞め、トレーナーを目指すことに。トレーナーになれば、絶対にやせられると思ったのです」 努力の結果、トレーナーにはなれましたが、たくましくなるばかりで細くならなかったそう。さらに、運動が苦手だった植森さんは、腰を痛めてしまいます。ところが、この腰痛が転機に。 「あるとき、腰痛用コルセットをつける代わりに、腰に負担がかからないようおなかに力を入れてへこませるようにしてみました。調子がよかったので続けると、少しずつジャージのウエストがゆるくなっていきました」 運動らしい運動をしなくても効果的にやせられたことが、大きな気づきに。それ以来約30年、日常生活のなかでできるやせる動作を研究してきた植森さん。 「運動音痴でも、日常生活で効果的な動きをすればやせると気づき、自信がつきました。大切なのは、がんばることより、効果的な動きを続けること。気になる動きを気軽に試し、楽しく続ければ、効果を実感できますよ」 <日常動作でやせるメリット> 1:お金がかからず道具もいらない 2:バレずにこっそりできる 3:ピンポイントで結果が出る
隙間時間で無理なくできる!日常動作4つ
トイレタイムやスマホを見ている間など、手もち無沙汰な時間を引き締めタイムに。 「テレビを観るときは必ずこれをするなど決めて習慣化すれば、長続きしやすいですよ」
●トイレの中でもササッとできちゃうやせ動作(10秒~)
便座に座り、両手を肩より下の壁について壁をグッと押すと、二の腕や背中が引き締まります。このとき、おなかをギュッと引っ込めると、力も入りやすくおなかやせにもgood! 【二の腕・背中に効く!やり方&ポイント】 ・手は肩より下につく ・両手で両側の壁を押す