ケツメイシは「沖縄」から火が付いた!? 大蔵「沖縄のミュージシャンだと思われていたみたいで…」当時を振り返る
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。1月27日(土)の放送は、ケツメイシの大蔵(だいぞう)さんが登場。1月31日(水)リリースのニューアルバム『ケツノポリス13』について語ってくれました。
◆コロナも明けて、新作はハッピーな感じに
――ニューアルバム『ケツノポリス13』はどういった作品になりましたか? 大蔵:(制作時は)毎回テーマとかを決めないので、今回も“そのときにみんなでやりたいものを形にしていく”っていう、いつものスタイルで(作りました)。 ――“みんなでやりたいもの”はすぐに見えてくるものですか? 大蔵:「どうする?」っていうところから始まりますね。今回は“ラテンっぽい感じ”“陽気な感じにいこうか”って言って始まりました。 ――アルバムとしては2年ぶりのリリースです。 大蔵:僕らは2年ごとにアルバムを1枚作って、ライブツアーも2年ごとにおこなう、っていうのがレギュラーメニューですね。 ――前作をリリースときはコロナ禍でした。今回はコロナも明けて、ライブもできるようになってのリリースですが、どういう心境で制作しましたか? 大蔵:去年の夏フェスに出たときに、マスクなしが解禁になったり、いろいろな制限がなくなって、“やっぱりライブってこうだよな!”って思い出しながらライブができたので、その思いはアルバムに反映されているかもしれないですね。 あとは、前回の僕らのツアーは制限があったので、なかなかやりづらくて。でも、ようやく(コロナも)明けたので、あまり難しいことはやらずにハッピーな感じを取り入れていきたい、っていう話はしていましたね。
◆ファーストアルバムは「沖縄」から火がついた!?
――今回のアルバムのジャケット写真は沖縄県で撮影されたものだそうですが、ケツメイシにとって沖縄はどんなところですか? 大蔵:僕らの1枚目のアルバム(ケツノポリス)って、沖縄から売れ始めたんですよ。そこから全国に波及していったので、沖縄には独特な思い入れがあります。 そのときのジャケット写真も、初めて沖縄でライブをしに行ったときに“せっかくだから観光しよう”となって、そのときに撮った1枚なんです。「(アルバムの)ジャケットなんてなんでもいいんじゃない? でも、せっかく沖縄に行ったんだからこの写真を使おう」ということで。 ――ケツメイシの活動に最初にエールを送ってくれたのが、沖縄のミュージックラバーだったんですね。 大蔵:そうですね、ビックリするくらい売れて(笑)。 ――沖縄で売れていることを知ったときはどうでした? 大蔵:“なんでだろう?”と思いましたね。でも、ジャケット写真が沖縄で撮ったもの(首里城)だったから、沖縄のミュージシャンだと思われていたみたいで。当時は、僕らも(インタビューなどで)その質問を結構聞かれて、そのときは「そうです」って答えていたんですけど、そろそろ「違うよ」って言わないと(笑)。 (TOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」2024年1月27日(土)放送より)