靖国神社“落書き男”が出国 軽犯罪なら逃げ得? 警備への批判の声も…元埼玉県警・佐々木成三氏「公安部が動いている事にビックリした。警視庁も本気だ」
佐々木氏も「一法人の歴史的建造物を警察が警備するのは難しく、民間警備会社にお願いするしかない」とした上で、「警備がしっかりすれば、手薄な別の場所で問題が起こるようにも思う。警察は粛々と、今できる捜査でベストな選択肢をとってもらいたい」と促した。 いわゆる「迷惑系YouTuber」とも言える相手にどう対処するべきか。大空氏は「これまでは『思想犯が靖国に落書きするのでは』という前提があったが、動画サイトがどんどんできて、収益目的で来る時代になった。その幅が多様化する中では、現実的な警備強化を議論すべき。敷地内は難しくても、靖国通り沿いなどで、警備体制は取れるのではないか」と提案する。 堀氏は「海外から来たアクシデントで、自国を変える議論を始めるところには、一定の抑止をかけたい」とし、「自分たちの“民主主義の価値”を知るべき。権威主義国から逃れてきた香港の人々は、日本でならデモができる。その価値を最大限に大事にした上で、寛容さと毅然とした態度が必要だ」との考えを示した。(『ABEMA Prime』より)