「大谷翔平がもうダルビッシュと対戦せずに済むのは喜ばしい」と安堵のロバーツ監督、メッツ戦へ「パドレス戦と同じ激しさで臨まなければ」
ナ・リーグ優勝を賭けた戦いがいよいよ明日開幕する。 現地10月11日、大谷翔平や山本由伸を擁するロサンゼルス・ドジャースは、本拠地ドジャー・スタジアムでサンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第5戦に2対0と勝利。第3戦終了時点で1勝2敗と王手をかけられながらも、そこから意地の2連勝でひっくり返した。リーグ優勝決定シリーズに進出するのは、2021年以来3年ぶりだ。 【動画】「ヘイ、バモー!!」大谷翔平がPS初勝利!喜びが爆発した瞬間 現地13日からは、フィラデルフィア・フィリーズの地区シリーズに3勝1敗で勝利したニューヨーク・メッツと戦うが、はたしてどんなシリーズとなるだろうか。初戦前日の現地12日、ドジャース専門メディア『Dodger Blue』が公開した動画では、チームを率いるデーブ・ロバーツ監督が翌日に控えた大一番へ意気込んでいる。 地区シリーズでダルビッシュ有の前に計6打数無安打と沈黙した大谷だが、その印象について指揮官は、「子ども時代のヒーローやアイドルと対戦するのがどんな感じかはわからない」とコメント。「普段よりもボール球を追いかけていた」と分析し、「彼がもうダルビッシュと対戦せずに済むのは、我々にとって喜ばしいことだ」と安堵している様子だ。 また、次戦相手のメッツに関しては、「プレーがかなり良くなっている。自信満々のようだ」と警戒感を示し、「だからいい野球をしなければならない。球団が異なるという事実以外、前のシリーズとそれほど大きな違いはないと思っている。同じ激しさ、集中力、エネルギーを持って臨まなければならない」と力を込めていた。 熱い戦いが期待されるドジャースvsメッツ戦。注目の第1試合は、日本時間14日午前9時15分に開始予定だ。 構成●THE DIGEST編集部
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