日本に１台しかないアウフグース特化型大型テントでサウナを楽しむ人たちに熱風を送るタレントの與那嶺望さん＝２月２４日、うるま市・勝連城跡

　【うるま】「うるま市サウナフェスin勝連城跡」が2月23～25日にあり、3日間で約550人が参加し、ライトアップされた世界遺産の勝連城跡をバックに、9種類の人気サウナを楽しんだ。 【写真】フェスに参加するタレントのＪＯＹさん（右）と中村正人市長 　会場には日本に1台しかないアウフグース特化型大型テントが設置された。アウフグースとは、熱されたサウナストーブに水をかけて蒸気を発生させ、うちわやタオルを使って参加者に熱風を送るドイツ発祥の入浴方法。 　タレントのJOYさんも参加し、「アウフギーサー」として、サウナを楽しむ人たちに熱波を懸命に送った。「少し熱いですね。みんなが喜んでくれてうれしい」と汗を拭った。 　東京から参加した戸栗充慶さん（31）は「SNSで知って今日着いた。素晴らしいサウナでアウフギーサーに熱風を送ってもらって気持ち良かった」と満足そうに語った。外気浴を楽しむ多くの参加者も「古城のライトアップがいい」などと話し、満喫していた。 　中村正人市長は「世界遺産の勝連城跡で、超人気のサウナが集結するイベントが開催できた。JOYさんにも盛り上げてもらい、感謝感激」と喜んでいた。（与古田徳造通信員）