お金、子供、健康状態…結婚前に相手に聞いておきたい「5の大切な質問」
運命の人と出会ったとしよう。ただ楽しい気持ちのままに未来を想像していたいけれど、実際はそんなに簡単な話ではない。結婚を見据えて婚約や式の話をしながら、2人でともに生きていくうえで確認しなければならないこともある。 【写真】結婚をしたくないなら無理にしなくていい理由 「私は、婚約前にできるだけ多くのことを話し合うべきだと考えます」と話すのは、臨床心理士で『Date Smart』の著者であり、ポッドキャスト番組『Imperfect Love』のホストも務めるカーラ・マリー・マンリーさん。 「相手を深く知るプロセスは、健全な基盤を作るために欠かせないものです。また、お金や子ども、セックス、恋愛観、宗教、価値観、優先順位などの重要なトピックについて確認しておくことで、何か問題が起きたときにも対処できます」 これらの話題について、お互いが何事もなくすべて合意するのは難しいだろう。しかし、それはそれでいいのだと、オークランド大学の社会学教授で『5 Simple Steps To Take Your Marriage From Good to Great』の著者、テリー・オルバフさんは述べる。「意見の相違は、必ずしも関係の破談を意味するわけではありません。人は妥協することができますし、妥協することは悪いことではないのですから」 ここでは、人間関係と結婚の専門家が、結婚前に話し合うべきトピックについて詳しく解説。
お財布はまとめるor別々にする?
こちらも重要なポイントのひとつ。「結婚に先立ち、短期~長期的に2人の関係に影響を及ぼし得る金銭面について、あらゆる角度から話し合っておくことが大切です」とオルバフさん。 さらに、家計をともにするなら、共通口座のお金をどのように使うかも話し合ったほうがいい、と補足。例えば休暇や旅行などでぜいたくをする頻度や、毎月の貯金はいくらにするか、主に何にお金を使うかなども、話し合っておきたい。
子どもは欲しい? もしそうなら、いつどのような形で?
「子どもを持つかどうかも、当然のように結婚前に話し合うべき問題だと思うかもしれませんが、この質問に正面から向き合うことを避けるカップルもいます」と、マンリーさん。 生物学的に授かろうとするのか、不妊の場合はどうするのか、不妊にかかわらず養子縁組や代理出産に関心はあるか、なども大切な質問。