もうすぐ65で定年ですが住宅ローンが70歳まで残っています。退職金で完済しようと考えていたのですが「やめたほうがいい」と言われました。どうしたらよいですか?
退職後も住宅ローンが残っている場合の対処法
退職後も住宅ローンが残っていて、退職金をなるべく使わないようにしたい場合は、以下の対処法を検討してみましょう。 ・仕事を続ける ・住宅ローンの借り換えを検討する ・リースバックを活用する ・親子リレーローン 仕事を続けることで、収入を引き続き得られるでしょう。住宅ローンの借り換えは、今よりもより金利の低いローンに借り換えることで、総返済額を減らせる方法です。 リースバックは、今住んでいる家を売却して以降も同じ家に住み続けられます。住宅ローンを解消しながらもこれまで通りの生活ができるでしょう。 親子リレーローンは、親が返せなかった住宅ローンを、子どもが代わりに返済する方法です。退職金での住宅ローン返済のほか、さまざまな方法を検討してみるとよいでしょう。
退職金で住宅ローンを完済するのは慎重に検討しよう
退職金で住宅ローンを完済した場合、生活費が足りなくなる恐れがあります。いざというときに手持ちのお金がないと困るため、退職金を使う場合は慎重に検討しましょう。 退職金を返済に充てる以外にも、さまざまな方法で返済を楽にできることがあります。それぞれの特徴を知り、自分に合っている方法を見つけましょう。 出典 金融広報委員会 各種分類別データ(令和4年) ― 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年以降) 中央労働委員会 令和5年賃金事情等総合調査 生命保険文化センター 2022(令和4)年度 生活保障に関する調査 日本年金機構 令和6年4月分からの年金額等について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部