「頭から井戸に突っ込んでいる」牛舎の汚水をためている排水桝に69歳男性落下…逆さ状態で身動きとれず 約10分後救出されるも死亡確認 北海道紋別市
10日午後、北海道紋別市の牧場の牛舎で、清掃作業をしていた69歳の男性が頭から排水桝に落下し、搬送先の病院で死亡が確認されました。 死亡したのは、紋別市上渚滑町の三木守さん69歳です。 10日午後1時ごろ、紋別市上渚滑町の牧場で「頭から井戸に突っ込んでいる」と消防に通報が入りました。 警察によりますと、三木さんは、牛舎の汚水を貯めている排水桝を清掃していて、頭から排水桝に落下しました。 排水桝は直径60センチ、深さ1メートルで、三木さんは上半身が排水桝から抜け出せなくなり、逆さになった状態で身動きが取れなくなったということです。 落下直後、三木さんは「落ちてしまった。助けてくれ」と助けを求めました。作業員3人で、三木さんを引き上げようとしましたができず、牽引ロープを足首に巻きつけてトラクターで引き上げて、ようやく救け出しました。 三木さんは落下してから約10分後に救出されたものの意識はなく、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。 三木さんの死因はわかっておらず、警察は当時の状況を詳しく調べています。
北海道放送(株)
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