筧利夫、12年ぶり『踊る』出演に「まさか」 台本もらった初日から「毎日練習を欠かさずに」
筧は室井慎次と同じキャリア組・新城賢太郎を演じてきた
俳優の筧利夫が11日、都内で行われた映画『室井慎次 敗れざる者』初日舞台あいさつに出席。12年ぶりに『踊る大捜査線』シリーズの制作を聞き、「まさか12年ぶりにやるとは思いませんし……」と驚きながらも「同じ役で出られるなんて。大変光栄」と喜んだ。 【写真】「これ…俺!?」と本人困惑 柳葉敏郎の近影ショット 1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした『踊る大捜査線』シリーズ。筧は室井慎次と同じキャリア組・新城賢太郎を演じてきた。 「だいたいのプロットとともにオファーいただいた」という筧。「出るからには室井さんには恥をかかせないようにと思って、台本をいただいたその日から毎日練習を欠かさずにやっておりました！」と報告すると、柳葉敏郎は「うそっぽいぞ！」「新城とのシーン感動しっぱなしだったけど…… なんか本当かぁ？」とツッコむ。 続けて筧は「最初（の撮影）3月の頭、すごい寒い秋田の海辺だった。室井さんは僕といるときスーツじゃなくて作業着だった。12年間柳葉さんとは会っていなかったので『久しぶりですね』って感じだったのですが、リハーサルとかテイクを重ねていくうちに、どんどん室井慎次になっていくので、口には出さなかったけど心の中で『やったよ！ これだよ！』って思っていましたね」と興奮気味にコメント。柳葉は「本当か!?」とやはり疑いの目を向けていた。 シリーズ最終作と銘打った『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』（2012年公開）から12年経て制作された新作映画では、27年前、湾岸署の刑事・青島俊作（織田裕二）との約束を果たせなかったことを悔み、警察を辞めて故郷である秋田に戻った室井慎次の“今”を描く。 本作は2部構成となっており、後編となる『室井慎次 生き続ける者』は11月15日に封切られる。出演者である小沢仁志は「後編すごいよ。もしかしたらレインボーブリッジ封鎖しているかもよ!?」と話し、会場の笑いを誘った。 舞台あいさつにはそのほか福本莉子、齋藤潤、前山くうが、前山こうが、矢本悠馬、飯島直子、本広克行監督も参加した。
ENCOUNT編集部
