7失点降板でマー君の中4日問題が再燃?!
実は、マー君の中4日問題は、ずっとNYメディアの格好の話題だった。 ニューヨークポスト紙では6日付でもケン・デービッドオフ記者が田中の中4日問題を取り上げていた。 「田中はホワイトソックス戦では、7回2/3を無失点に抑えたのを見たでしょう。彼は中5日ではよい投球をする。野球では、手持ちの資産が最大限になるようにチームを作っていかなくてはいけない。田中の力を最大化するベストな方法や伝統的なやり方を横に置いて田中に十分な休みを与えることだ」と提言していた。 ESPNも先月、田中が中4日だった611日のタイガース戦で6回1/3を投げ、5失点だったことから、田中の中4日登板間隔について取り上げていた。 だが、ジラルディ監督は、この中4日論争が起きていることには、うんざりしている様子。この記事内でも、「何かがあることは分かっている。しかし、監督として41日間に40試合をするようなスケジュールのなかで6人のローテーション投手を持つことはできない。チーム全体にとっての最善となるように努力するしかない」というジラルディ監督のコメントを紹介。田中自身も、「中4日か中5日かについては特に違いはない」とコメントして、この問題を避けていると書いている。 おそらくピッチャーのロースターの人数や試合数から考えて、中4日登板は避けることができないのだから議論にするな、というのがジラルディ監督の本音なのだろう。「彼をいつも中6日で投げさせることはできない。違いがあるのは分かっている。しかし、これは彼が適応しなければいけないこと」と一蹴したともいう。 中4日論争に決着をつけるには、マー君自身が、中4日で結果を残すしかないのではあるが……肘に不安を持つマー君をトータルで勝たせるためには、米国メディアが指摘するように何らかの策も必要になってくるだろう。再燃したマー君の中4日登板問題の行方に注目したい。