29日から富山競輪「瑞峰立山賞」 S級S班3人参戦 地元組は村田、坂上ら7人
富山競輪の開設73周年記念「瑞峰立山賞争奪戦」(G3)は29日、富山市の富山競輪場で開幕する。全競輪選手のうち上位9人が在籍する最高峰のS級S班の3人を筆頭に、トップクラスの108選手が出場する。富山、石川の地元勢は7人がエントリーし、ファンの応援を受けて4日間にわたる白熱のレースを展開する。 【写真】白熱のレースを繰り広げる選手=4月、富山市の富山競輪場 前検日の28日は出場予定選手が次々と会場入りし、身体検査や車体検査に臨み、全員が合格した。 S級S班からは、18日に決勝が行われたオールスター競輪で優勝したファン投票1位の古性優作選手(100期、大阪)をはじめ、昨年の日本選手権を制した山口拳矢選手(117期、岐阜)、今年の全日本選抜と高松宮記念杯で決勝に進出した新山響平選手(107期、青森)が出走する。 地元組ではオールスター競輪に今年初出場した若手ホープの村田祐樹選手(121期、富山)、昨年500勝を達成したベテランの坂上樹大選手(80期、石川)らS級2班の7人が参戦する。 初日の29日は1次予選とメインの初日特選、30日は2次予選、31日は準決勝が行われる。準決勝3レースで各3着以内の9選手が9月1日の決勝に進む。 31日と9月1日は場内でウオータースライダーや自転車のスラローム走行などを楽しめるコーナーが設けられる。地元選手によるトークショーも行われる。台風10号の状況によって中止になる可能性がある。