公立高校として全国初「不登校特例校」を設置の方針 大阪府立高校 生徒1000人あたりの不登校者数が全国平均上回る「40.8人」
大阪府は柔軟な教育カリキュラムを組むことができる「不登校特例校」を府立高校として設置する方針を決めました。 大阪府教育委員会によりますと、府立高校では、生徒1000人当たりの、不登校の数は40.8人で、全国平均の22.9人を大幅に上回っていたほか、中退した人のおよそ4割が不登校を経ていたということです。 こうした状況を受け府は25日、学習指導要領に縛られずに柔軟にカリキュラムが組める、いわゆる「不登校特例校」を府立高校として設置する方針を決めました。 公立高校として設置されれば全国で初めてです。 府は来年1月以降、スクールカウンセラーや学校内の支援ルームの強化なども盛り込んだ総合的な不登校支援策を具体化していくことにしています。