魚へ感謝し市場の発展願う 岐阜市の中央卸売市場で「魚供養祭」
取り扱う魚介類への感謝と市場の発展を願う魚供養祭が6日、岐阜市中央卸売市場で行われました。 魚供養祭は、岐阜市中央卸売市場で水産物を取り扱う卸売業者と仲卸業者でつくる協同組合が、30年以上前から続けている行事です。 6日は 関係者30人が出席して市場で神事を執り行い、代表者らが玉串を捧げました。 市中央卸売市場によりますと、2023年度の魚介類の取扱量は9288トンで、2022年度より約100トン増加しています。 神事のあとは長良川に移動。供養祭で祭壇に供えた生きたウナギやドジョウ、アユ、そしてモクズガニの計約150匹を放流して、魚介類への感謝と市場の発展を願いました。 放流に立ち会った卸売業者は「これからも消費者のために、よりよいものを集荷して販売していきたい」と話していました。