《独占告白》いしだ壱成が明かした「交際1年半恋人」と“4度目の結婚”がなかなか実現しない理由
ジャンル問わずさまざまな仕事を受け続け、俳優業に本腰を入れる決意を語ったいしだ壱成(49)。そんな壱成を陰ながら支える2人の存在があった。インタビューに応じた彼は、その2人への想いを声をつまらせながら語るのであった。【前後編の後編。前編から読む】 【写真】3人目の妻・24歳年下の飯村貴子。離婚の経緯を聞いたインタビューの際に大粒の涙をポロポロと流していた
壱成は、私生活では3度ずつに及ぶ結婚と離婚を経て、現在は4度目の結婚を予定している。 「『4回目の結婚』とメディアに報じられて『おめでとう!』と声をかけられるけど、まだ結婚していませんから(笑)。4回目の結婚に向けて、まずはしっかりと自分の身を整え、“役者・いしだ壱成”をもう一度確立して、大きな役を掴んで収入を安定させてからプロポーズしたいと思っています。相手が安心して結婚できるようになるまで、地道に頑張りたい」(壱成、以下同) 今のパートナーとは交際して1年半ほどになる。精神的に揺れ動いていた壱成が安定したのは、彼女の存在が大きいと打ち明ける。 「一緒に暮らしていますが、健康管理や食事、服装のアドバイスにマッサージまでやってくれて、僕の健康に隅々まで目を配ってくれて本当に感謝しています。朝は僕より早く起きて朝ご飯をつくり、稽古の時は弁当を持たせてくれて、夕食も準備してくれる。 それまでコンビニ食やコーラばかりだった食生活が変わると体調はもちろん、気持ちも落ち着くようになりました。彼女に癒されることで芝居にブレがなくなり、自信をもって舞台に立てるようにもなった。この恩は僕が仕事を頑張ることで返していきたいです」
父の日に靴下をプレゼント
父である石田純一(70)も大きな存在だ。壱成は2歳の時に両親が離婚して母に引き取られ、16歳の時に初めて父と会った。「石田純一の隠し子」とスキャンダラスに報じられたこともあったが親子の絆は少しずつ回復し、子の舞台を見た父が「壱成は芝居の天才だ」、「俺を超えた」と手放しで喜ぶようになった。同じ役者としてよき相談相手にもなり、純一は、壱成が芸能界に復帰した際には、「役者として体作りも大事だよ」と声をかけた。 「父は今も走っているようで、『役者としてはつらつとするには体作りからやるといいよ』とアドバイスしてくれました。それで僕は禁酒、禁煙を心がけるようになった。タバコはまだ完全にやめられていませんが、お酒は全然飲んでいません。以前は毎日飲んでいましたけどね」 信頼し合う父子は2023年に映画『散歩屋ケンちゃん』で初共演を果たした。 「役者としての父を間近で見て、全然錆びついていないプロ根性や、セリフを全部入れてくる姿勢に感銘を受けました。父が乗る車いすを僕が押して2人で空を見上げるシーンでは、父親役を演じる父の大きな愛を感じて涙が止まりませんでした。 あの共演でより心が近くなりましたね。今、父は千葉県船橋市で焼肉店を経営して、本人は“最後の勝負だ”と店に力を入れていますが、素晴らしい役者だと思うので僕としては芝居を続けてほしい。まだまだ役者・石田純一は錆びついていないぞと大きな声で言いたい」 今年の父の日、壱成は純一にプレゼントの靴下を手渡した。その場にはパートナーも同席し、壱成を介して2人の「恩人」が顔を会わせたという。公私ともに充実する壱成が、「第二の役者人生」の目標を語る。 「まずは地上波の連ドラに出演すること、さらにはハリウッドやアジアなど海外の作品に役者として出演することを目標にしています。明確な夢や目標に向けて、フットワークを軽く、スピード感を大事にして動いていきたいですね」 (了。前編から読む)