『グレイテスト・ショーマン』 のマイケル・グレイシー監督最新作『BETTER MAN／ベター・マン』の予告編が到着

2018年に日本公開されたヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(17)のマイケル・グレイシー監督最新作『BETTER MAN／ベター・マン』が2025年3月28日(金)に公開される。このたび世界的ポップスターのロビー・ウィリアムスを“サル”の姿で描きだす、衝撃と興奮の特報映像が解禁された。 【写真を見る】ゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)や主演男優賞(ドラマ部門)の4部門にノミネートされた「SHOGUN 将軍」 グレイシー監督が新作の主人公に選んだのは、イギリスのポップスターであるウィリアムス。1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューし、その後、ソロアーティストとして世界的な成功を収めたウィリアムスの人生を、せつなくもダイナミックに描き切る本作。現地時間12月9日に各賞ノミネーションが発表された、アカデミー賞の前哨戦ともいえる第82回ゴールデン・グローブ賞では、本作の楽曲、「Forbidden Road(by Robbie Williams, Freddy Wexler & Sacha Skarbek)」が最優秀主題歌賞にノミネートを果たし、映画を彩る楽曲に早くも世界中から注目が集まっている。 解禁されたのは、ミュージカル映画の圧倒的迫力が伝わる特報映像。イギリスの音楽シーンで第一線を走り続け、全世界的な人気を博すシンガーソングライター、ウィリアムスの波乱に満ちた人生を描く本作は、ウィリアムス自身も、過去の自分の人生や真実に忠実であると断言する物語だ。今回の映像でついに明かされた主人公のロビーは、ステージ上でマイクを握る“サル”の姿で表現されている。グループアーティストやソロシンガーとして、華やかな活躍を見せる姿が映しだされる一方、「まるで見せ物小屋のサルだ」という台詞とともに苦悩をにじませる場面、信頼できる人々との絆や愛を感じさせる一幕も散りばめられ、まさに、世界的ポップスターであるウィリアムスが歩んできた苦悩と希望にあふれる人生が、未だかつてない奇想天外な映像表現によって浮き彫りとなる。 そして、路上に集まった大勢の人々がともに踊って歌う様子や、派手なステージパフォーマンスで大観衆を熱狂させるウィリアムスの姿も迫力満点に映し出され、世界中を感動の渦に巻き込んだ同監督作『グレイテスト・ショーマン』を越える、新たなミュージカル・エンタテインメントの金字塔の誕生に、期待と興奮が高まる映像となっている。 『グレイテスト・ショーマン』で見せた、異端の存在を強く美しく捉える演出手腕と音楽性を本作でも存分に発揮し、スピード感満載のライブパフォーマンスやエモーショナルなドラマを絶妙なバランスで紡ぐ気鋭の映像作家グレイシー。従来のミュージカル映画の概念を覆す斬新な表現方法に、普遍的な人間ドラマが融合し、人生の喜びや苦悩、そして力強い希望のメッセージを届ける『BETTER MAN／ベター・マン』の公開に期待が高まる。 文/山崎伸子