オーナーが采配に口を出すときははっきりと表で言うほうがいいです【デーブ大久保 さあ、話しましょう!】
現在も苦戦が続くオリックスですが、宮内オーナーが激怒した翌4月29日の試合は、吉田正尚の活躍などでしっかり勝ちました/写真=BBM
またもや原(原辰徳)監督が大胆な入れ替えをしましたね。調子の上がらなかったビヤヌエバとゲレーロを一気に二軍に降格させました。その効果もあってか? 登録抹消となった翌5月6日の試合は不振のDeNA相手に3回までに8点を奪いました。 また、一軍昇格となった北村拓己を即スタメン起用し、昇格全員を出場させるなど、さすが名将という采配を見せました。これでさらに二軍にいる選手たちは「オレたちも」もという気持ちになり、ゲレーロやビヤヌエバにも危機感が出てくるはずです。それだけ巨人には戦力があるという裏返しでもあるわけです。これで巨人はチーム全体がピリッとなるのではないでしょうか。 ところで、今回は少し前の話になりますが、オリックスのことについて話をしたいと思います。先々週「いろんな逆転劇を見てきたが、めったにない。ひどいよ。代えれば代えるほど悪くなっている。そんなおかしな、バカな話があるか!」とオリックスの宮内義彦オーナーが試合後に吠えたらしいですね。 多分、宮内オーナーは80歳を超えていらっしゃいますよね(83歳)。ウチのかあちゃんと同じ世代です。こう言いたくなるのも仕方ないですよ。その後、この発言に対し・・・
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週刊ベースボール