反動売り懸念の日本株相場で一段高期待の足元好調3銘柄
11日の大幅高の反動売りや決算発表一巡に伴う手がかり材料難が想定される来週の日本株相場。そうした中でもスイスイと株価が上昇しそうな銘柄とは?(写真:HANNA DANILOVA/PIXTA)
現地時間の11月10日に発表されたアメリカの10月の消費者物価指数(CPI)の伸び率が鈍化したことを受けて、インフレ懸念が後退した結果、同日のダウ平均株価は前日比1201ドルの大幅高となった。これを好感して、11日の日経平均株価は同817円高の2万8263円と急反騰。9月中旬以来、約2カ月ぶりに2万8000円台を回復した。 来週(14~18日)の東京株式市場は、11日の大幅反発への反動売りから一時的なスピード調整が想定されるものの、アメリカの過度なインフレや景気後退への警戒感が鎮静化していることを支えに、2万8000円台固めの動きとなりそうだ。 ただ、週初の14日で決算発表が一巡することから、手がかり材料難の地合いとなる。来週の日経平均の想定レンジは2万7700~2万8500円とする。
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冨田 康夫