「化け猫あんずちゃん」に青木崇高、市川実和子、鈴木慶一ら 予告編&ポスター公開
いましろたかし原作によるアニメ映画「化け猫あんずちゃん」の追加キャスト、予告編映像、ポスタービジュアル、主題歌情報が一挙解禁された。 【動画】佐藤千亜妃が描き下ろした主題歌「またたび」が流れる予告編映像 7月19日に全国公開される「化け猫あんずちゃん」。山下敦弘と久野遥子が監督を務め、実写映像をアニメに描き起こすロトスコープの手法を用いて制作される映画では、37歳の化け猫・あんずと少女・かりんの不思議でおかしなひと夏の物語を描く。 追加キャストとして、かりんの父親・哲也の声と動きを青木崇高、かりんの母・柚季の声と動きを市川実和子が演じる。あんずの育ての親であるおしょーさんの声と動きは、ムーンライダーズの鈴木慶一、あんずと運命をかけた勝負を行う貧乏神の声と動きは水澤紳吾、洞窟に集う妖怪の仲間・たぬきの声と動きは、澤部渡(スカート)が担当。ほかにも吉岡睦雄、宇野祥平らが出演する。 予告編映像では、あんずとかりんが出会い、逃走劇を繰り広げる姿が映し出される。久野監督がデザインし、アートディレクターのJulien De Manが手がけたポスタービジュアルには、地獄の様子とともに、お寺でのひとときを過ごすあんずとかりんのイラストが収められた。 主題歌は佐藤千亜妃の書下ろし楽曲「またたび」に決定。併せて劇中の音楽をおしょーさん役の鈴木が務めることが発表された。なお予告編映像では、主題歌「またたび」の一部を聴くことができる。これらの発表に伴い、青木、市川、佐藤からはコメントが寄せられた。 ■ 青木崇高(哲也役)コメント とても暑い夏の日の撮影でした。 日本ならではの懐かしい情景のなか、山下組の撮影は心地のよいテンポで進んでいきました。 撮影後に未來くんと飲んだ小料理屋のビールの味は格別でした。 実は僕、あの撮影がアニメーションとどう繋がっているのかまだよく分かっていないのです…。 だからと言ってはなんですが、想像すらできていない仕上がりが本当に楽しみで待ち遠しいのです。 みなさん、ご一緒に観に行きませんか?? ■ 市川実和子(柚季役)コメント 台本を開いてまず、あんずちゃんの風貌に一目惚れしました。お話も台詞もむちゃくちゃなのに、とっても可愛らしくて。登場人物たちは、今という時代を忘れるくらい本当にのびのびとしていました。 アニメ化するので実写撮影時はメイクもせず、衣装もみんなはゆるめな扮装で。まさに「あんずちゃん」の世界のような脱力感あふれる現場で、和やかに過ごしていたのを思い出します。アニメでも、その力の抜けたゆるい空気を楽しんでいただけたらなぁと思っています。 ■ 佐藤千亜妃コメント 人は誰しも、“あの夏”の思い出があるんじゃないかと思います。祭りの音、ぬるいラムネ、通り雨。 「化け猫あんずちゃん」は日常と摩訶不思議な世界が隣り合わせにある作品で、まさに幼少期の頃に見た真夏の夜の夢のようです。 そして主題歌「またたび」は、それぞれの胸の中にある"あの夏"に思いを馳せる楽曲になったかなと思います。痛みを抱えながらもそれでも生きてゆく、全ての人生へ。その人生が、素敵な旅になりますように。 ■ 「化け猫あんずちゃん」 2024年7月19日(金)全国公開 □ スタッフ・キャスト 監督:久野遥子、山下敦弘 原作:いましろたかし「化け猫あんずちゃん」(講談社・KCデラックス刊) 制作プロダクション:シンエイ動画×Miyu Productions 脚本:いまおかしんじ 音楽:鈴木慶一 編集:小島俊彦 キャラクターデザイン:久野遥子 作画監督:石舘波子、中内友紀恵 美術監督・色彩設計:Julien De Man コンポジット開発:Guillaume Cassuto 撮影監督:牧野真人 CG監督:飯塚智香 音響監督:滝野ますみ 実写撮影協力:マッチポイント 撮影:池内義浩 録音:弥栄裕樹 スタイリスト:伊賀大介 プロデューサー:近藤慶一、Emmanuel-Alain Raynal Pierre Baussaron、根岸洋之 製作:化け猫あんずちゃん製作委員会 配給:TOHO NEXT キャスト(声・動き):森山未來、五藤希愛、青木崇高、市川実和子、鈴木慶一、水澤紳吾、吉岡睦雄、澤部渡、宇野祥平 (c)いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会