中日・根尾昂、休日返上で自主練習 浅尾コーチとフォークの精度向上へ「今しか試せないことがある」【フェニックスL】
秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に参加している中日の根尾昂投手が11日、休日返上で自主練習した。宮崎市内の「はんぴドーム」で浅尾2軍投手コーチとともに、持ち球であるフォークの精度向上に努めた。 ウオーミングアップを終えると「フォーク投げます」と一言。浅尾コーチを相手にキャッチボールでリリースポイントなどを確認しながら「もう少し」「今のは落ちていたよ」と一球一球。気付けば30分がたっていた。 ポイントの一つが打者の反応。浅尾コーチにとってもフォークは現役時代の持ち球で、「打者に簡単に見逃されることが多かったので、打者に反応してもらえるようなボールが投げられれば。(感覚を)つかんだら早いと思います」と話した。 8日の西武戦(南郷)では先発で6イニングを5失点。直球に変化球、投球フォームと取り組むテーマは多岐にわたる。「今しか試せないことがある。トライしていきます」と根尾。投球の幅を広げ、再現性の向上を図る。
中日スポーツ