エヴァ・ロンゴリア、トランプ政権下のアメリカには住まない「移住できる私は恵まれている」
大統領選挙が終わり、ドナルド・トランプ元大統領が政権に返り咲くことが決定した。そのアメリカにエヴァ・ロンゴリアは嫌気がさしたよう。移住することを明らかにした。
雑誌アメリカ版『マリクレール』のインタビューに答えたエヴァ。夫で実業家のホセ・バストン、6歳の息子のサンティアゴと共にアメリカから引っ越し、今後はスペインと夫の故郷であるメキシコの2か国を行ったり来たりして暮らすことを明らかにした。「私は恵まれている。ほとんどのアメリカ人はこんなに幸運ではない。彼らはこのディストピア的な国から抜け出せない。私は彼らのことを案じ、この状況を悲しんでいる」と語っている。
エヴァは生まれも育ちもテキサス。ショービズ界に入ってからはずっとロサンゼルスで暮らしてきた。「パンデミックの前から(ロサンゼルスは)変わりつつあった。雰囲気が変わっていた。そしてコロナ禍が起きて、限界を超えた。ホームレス問題とか税金とか、カリフォルニアのことをけなすわけではないけれど、私の人生のこの章は終わったような気がする」。
エヴァはカマラ・ハリス副大統領の支持者。8月に開催された民主党の党大会に出演、応援演説もした。ハリスが敗北し、トランプ元大統領が当選したことについてエヴァは「ショッキングなのは彼が勝ったことではない。こんなに憎悪を撒き散らす、有罪判決を受けた犯罪者が最高権力者の座に就けたことだ」と語っている。第2次トランプ政権下のアメリカについて「もし彼が公約を守れば恐ろしい場所になる」とも。
ちなみに映画『バービー』のアメリカ・フェレーラもイギリスへの引っ越しを考えていると彼女の関係者が語っている。ライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデスのカップルはすでにイギリスに家を購入、娘2人と暮らしていると新聞「デイリー・エクスプレス」が伝えている。同紙によると他にも多くのセレブがアメリカから移住を考えているという。トランプ政権下のハリウッドがどんな変化を見せるのか、注目が集まっている。