地域の課題解決に向け、観光をテーマに学生が考えたアイデアを発表するコンテストが26日、三重県名張市で開かれました。 　観光をテーマにした取り組みを通じて、交流人口の増加や地域振興などにつなげようと、中部電力と三重大学が初めて開いたものです。 　大阪・関西万博を控え観光客が見込まれる名張市の観光をテーマに、三重大学の学生から地域活性化に向けたアイデアを募集したもので、26日の発表会には6チーム7人が参加しました。 　学生からは、赤目四十八滝など滝とアートを融合させた観光スポットを創出することや、外国人観光客を主なターゲットにした利便性の高いサイクリングやハイキング体験の提供といったアイデアが発表されました。 　実現性や独創性地域経済への波及効果などが審査された結果、工学部1年の加納由唯さんが考えた「竹明かり手作り体験」のアイデアが最優秀賞に選ばれました。