米テックのレイオフは“再構築”?日本のあり方は?「“おじさんのIT介護をしているのになぜ給料が低いのか”と思う若者も」 夏野剛氏「解雇規制があるから給料上がらない」
倉重氏によると、日本社会が向かうべきは「アメリカ型」ではないという。解雇者に金銭的補償をするヨーロッパ型をベースに、政府や行政による失業給付・保険、職業訓練・リスキリング、マッチングを行うべきだと述べる。 「失業保険はすでにあるが、その範囲や期間を拡大し、“転職期間にお金を気にしなくていいよ”とするのが1点目。次の職業訓練・リスキリングは、今までメールしか使ったことがない人が、ChatGPTに指示ができるようになったりするイメージ。これらを企業の中だけでなく、やる気がある人には国が支援してあげる。最後の公的マッチングもハローワークがあるが、そこまで機能しているのかは疑問だ。ここを効率的で公平、かつ適正なマッチングにしていくと、日本の雇用も良い感じに回っていくと思う」 (『ABEMA Prime』より)