センバツ甲子園 開会式 大型スクリーンに行進映像 長崎日大、きょう初戦 /長崎
◇第2試合、近江の投手攻略が鍵 前日の雨天順延により19日に開幕した第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の開会式で、長崎日大は事前に撮影した行進映像が阪神甲子園球場の大型スクリーンに映し出された。20日の第2試合で近江(滋賀)と対戦する。 開会式は昨年に続き、新型コロナウイルス感染防止対策のため19日に試合がある6校だけが参加。他の26校は事前に撮影された映像が南の学校から順に流された。長崎日大は大島(鹿児島)に続き2番目に登場。元気のいい行進映像が映し出された。 選手ら13人がコロナの陽性判定を受けたため出場辞退した京都国際に代わり長崎日大と対戦する近江。昨夏の甲子園4強を経験した選手も多い。エースで4番の山田陽翔(はると)主将(3年)は昨夏、全5試合で先発している。昨秋はけがの影響で投手として出場できなかったが、3月12日にあった智弁学園(奈良)との練習試合で、昨夏の甲子園以来のマウンドに上がり、6回1安打1失点の内容だった。山田投手攻略が長崎日大の勝利のポイントになりそうだ。【久保田修寿】 〔長崎版〕