【MLB】タイガースの新人右腕モンテロが初完投初完封 96球で「マダックス」達成 球団9年ぶりの快挙
【ロッキーズ0-11タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間9月11日、タイガースは本拠地コメリカ・パークでのロッキーズ3連戦がスタート。その初戦はメジャー初完投初完封を達成したカイダー・モンテロを打線が10安打11得点で援護するなど、投打が噛み合って11対0で大勝を収めた。モンテロは96球で9イニングを3安打無失点に抑え、チームでは2015年のデービッド・プライス以来9年ぶりとなる「マダックス」(=100球未満での完封勝利)で5勝目(6敗)をマーク。ロッキーズ先発のブラッドリー・ブレイロックは4回5安打5失点(自責点4)で3敗目(1勝)を喫した。 【動画】タイガースのパーカー・メドーズが7号先頭打者アーチを放つ パーカー・メドーズの7号先頭打者アーチで先制したタイガースは、2回裏にエラー絡みで一死満塁のチャンスを迎え、ライリー・グリーンの3点タイムリー三塁打とマット・ビアーリングのタイムリーで4点を追加。ロッキーズ先発のブレイロックは4回5安打5失点(自責点4)で降板した。6回裏にもタイガース打線がつながり、メドーズの2点タイムリー、ビアーリングのタイムリー、ケリー・カーペンターの犠飛、アンディ・イバニェスの2点タイムリーで一挙6点を追加。好投を続けるモンテロを援護した。 モンテロは初回を三者凡退に抑えると、2回表は先頭打者にヒットを許したものの、一死1塁から併殺打を打たせて打者3人で無失点。3回表から6回表まで4イニング連続で三者凡退に抑え、7回表は一死からヒットを許したが、次打者を併殺打に仕留めた。8回表は先頭打者にヒットを浴びたが、次打者がファーストライナー併殺となり、結果的には打者3人で終了。9回表を三者凡退に抑え、最少打者数の27人でメジャー初完投初完封を達成するとともに、「マダックス」を成し遂げた。