那須塩原市の太陽光発電所から銅線ケーブル窃盗か タイ国籍の男2人逮捕「仕事がなく生活に困っていた」
とちぎテレビ
那須塩原市にある太陽光発電所から銅線ケーブルをおよそ320キログラムを盗んだとして、警察は17日、タイ国籍の2人の男を逮捕しました。 逮捕されたのはいずれもタイ国籍で住所不定、自称・建設作業員のワンナソー・ポンサトーン容疑者(31)と自称・農作業員のスェイサアード・スウィット容疑者(42)です。 栃木県警捜査三課と那須塩原警察署によりますと、2人は仲間と共謀のうえ、ことし6月25日から7月12日までの間に、那須塩原市高林にある太陽光発電所から銅線ケーブルを切断し、およそ71メートル重さ320キログラム、時価71万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 今年7月12日の午前4時半ごろ「複数人が銅線を盗んでいる」と目撃者から警察に通報がありました。警察官が現場に駆けつけたところ犯行に及んだとみられる人物はすでに立ち去っていましたが、その後神奈川県にある金属買い取り店から出てきたところを見つけて2人を任意同行し、不法残留の疑いで現行犯逮捕しました。その後の捜査で2人が銅線ケーブルを盗んだとみられることが分かり、窃盗の疑いで逮捕しました。 2人は盗んだ銅線ケーブルを神奈川県の金属買い取り店で換金しようとしたとみられ、「仕事がなく生活に困っていた」「お金がなかったのでやりました」などと容疑を認めているということです。 警察はほかにも犯行に関与している者がいるとみて捜査を進めています。
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