被災した住宅の写真の撮り方は?被災地を支援したい時は?能登半島地震から学ぶ「まさか!」のために知っておきたいこと
災害で被害を受けた方々は、何から手をつけて良いか分からなくなるかもしれません。支援を受けるために必要なことをまとめました。 【画像】写真の撮り方、災害ボランティアの登録方法 ■住宅が被災したら…り災証明の取得方法は?写真の撮り方は? まず、住宅が被害に遭われた方は、被害状況を写真に記録してください。今後、り災証明書の取得や保険会社に損害保険を請求する時などに必要となります。片付けや修理の前に行って下さい。 家の外の写真の撮り方としては、できる限り4方向から撮影します。また、津波によって住宅が浸水した場合、浸水の深さが分かるように撮って下さい。 メジャーなどを使うと、より分かりやすくなります。被災した部屋ごとの全景写真を撮影してください。ほかにも、被害箇所を細かく撮った写真も必要となります。被害を受けた部屋全てを撮影して下さい。 このほかにも、り災証明書の申請が必要となります。 り災証明書とは、建物の被害を証明するもので、自治体などからの支援を受ける時に必要となります。申請方法など、詳しくはお住まいの市や町のホームページを確認してください。 ■被災後の住まいは… 次に賃貸型応急住宅、いわゆる「みなし仮設住宅」についてです。 県では、住宅に大きな被害を受けた被災者に対し、民間の賃貸住宅を活用して賃貸型の応急住宅を提供します。 対象となるのは、今回の地震で自宅が全壊するなど住宅の確保が難しく、災害時に災害救助法の適用地区に住んでいた方です。詳しくは県のホームページで確認してください。 ■被災地を支援したい!…災害ボランティアに登録を 最後に、被災地を応援したい方に、災害ボランティアに関するお願いです。災害ボランティアの活動を希望する方は、県の特設サイトで事前に登録をしてください。 ボランティアに出る際には、被災地に負担をかけず、必要なものは事前に用意してください。また、ボランティア保険の加入もお願いします。
北陸放送