小説投稿サイト『魔法のiらんど』単独サービス終了へ 開始から25年 SNSでは「青春が…」
1999年にサービスを開始し、ホームページ作成や小説投稿サイトとして親しまれてきた『魔法のiらんど』が、2025年3月に単独でのサービス運営を終了することが26日に発表されました。サービス開始から25年、長く親しまれてきた歴史を振り返ります。
■『魔法のiらんど』25年の歴史を振り返る
『魔法のiらんど』のリリース開始は1999年。当時はiモード(NTTドコモの携帯電話からインターネットやメールを利用できるサービス)向け、またインターネット向けサービスとして始まりました。 2000年にはBOOK機能をスタート。ケータイ小説がブームとなり、2005年に投稿された『恋空』は2006年に書籍化、また2007年には新垣結衣さん、三浦春馬さん出演で映画が公開されました。 その後も『ワイルドビースト』『ワケあり生徒会!』など、多くの作品が書籍化されました。2020年には小説投稿に特化したサイトとしてリニューアル。縦スクロールで読めるタテスクコミックにも注力し、現在までに多くの作品が書籍化、コミカライズされています。
■『魔法のiらんど』トレンド入り
今回の発表はXでも話題になり、『魔法のiらんど』がトレンド入り。「青春が消えてく」「青春の1ページが」「青春詰まりすぎてるから悲しい」などの声があがりました。 今後は同じく自社で運営するWeb小説サイト『カクヨム』へ合併し、カクヨムサービス内の1ジャンルとして運営を続けていくということです。