「鳥人間コンテスト」中止を発表 新型コロナで「チームでの活動により感染リスクにさらされる可能性」
読売テレビ(大阪市中央区)は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、滋賀県・琵琶湖で毎年開催されている人力飛行機で飛行時間などを競う名物番組「鳥人間コンテスト」を中止することを発表した。 【Q&A】「緊急事態宣言」って何?
多くのチームで機体製作が困難、機体の安全性が確保できなくなる事態が予見される
発表によると、鳥人間コンテスト実行委員会は、大会の開催方法について様々なケースを想定し模索を続けてきたが、今月7日に政府より緊急事態宣言が発令されたことから「主催者として今年度の大会を中止せざるを得ないと判断致しました」としている。 また「外出自粛要請」が出されている中、多くのチームで機体製作が困難になることや、それに伴って機体の安全性が十分に確保できなくなる事態が予見されること。チームでの活動により感染リスクにさらされる可能性もあることなどを考慮したという。
「再び琵琶湖で健闘を称えあえる日が来ることを信じて」
発表では「来年以降も『鳥人間コンテスト』を多くの方々の支持、協力を得て安全に開催していくための苦渋の決断であるとご理解ください。必ずや新型コロナウイルスに打ち勝ち、再び琵琶湖で健闘を称えあえる日が来ることを信じて、共に頑張っていきましょう」としている。